充電器やモバイルバッテリーメーカーとして知名度の高いANKERから、Oculus Quest 2専用の充電ドック「Anker Charging Dock for Oculus Quest 2」が発売されました。
米Amazonで先行発売されたときから注目されていたQuest 2用の充電ドックで、日本で発売されてからも品薄状態が続く人気商品です。
この記事では、そんなAnker Charging Dock for Oculus Quest 2の特徴や、実際使ってみた感想などを詳しくレビューしていきます。
もくじ
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2の特徴
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2の特徴をかんたんにまとめるとこんな感じ。
- USBケーブルをつながず置くだけで充電
- コントローラーも充電できる
- 2.5時間でフル充電可能
- Oculus Quest 2の置き場所に困らない
Oculus Quest 2を置くだけで充電できる
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2を使用することで、USBケーブルにつながなくても置くだけでOculus Quest 2の充電ができるようになります。
充電器メーカーとして信頼できるANKER製の充電ドックで、Oculus Ready認定を取得した商品です。
OculusとANKERが提携し、Oculus Quest 2用としてしっかり設計されています。
晴間はる
作りは純正の充電ドックかと思えるほどしっかりしてます！
コントローラーも充電できる
Oculus Quest 2本体だけでなく、コントローラーも充電することが可能です。
使い方もカンタンで、コントローラーに入っている電池を充電ドック用の電池に交換するだけ。
充電式電池は500回以上充電が可能となっており、使い捨て電池を使用するよりも経済的となっています。
2.5時間でフル充電
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2は最大18Wの高速充電に対応し、約2.5時間でフル充電が可能です。
過充電防止機能付きで、フル充電になると自動で充電がストップするので、安全面にも配慮がされています。
置き場所に困らないオシャレなデザイン
充電ドックはスマートなデザインで、乱雑に置きがちなQuest 2をオシャレに収納できます。
使う時もいちいちケースなどから取り出す必要もなく、サッと取れるのも便利なポイント。
フィットネスなどほぼ毎日Quest 2を起動する人には、とっても便利な充電ドックとなっています。
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2の外観レビュー
ここからは、Anker Charging Dock for Oculus Quest 2をさらに詳しくレビューしていきます。
晴間はる
まずは外観などを詳しくみていきましょう！
本体外観
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2本体は、白を基調としたシンプルなデザイン。
晴間はる
カラー展開は、白のみだよ〜！
Oculus Quest 2を置いてもスマートな印象を受けます。
Oculus Quest 2本体収納部分には磁石式の充電プラグがあり、ヘッドセットを置くとヘッドセットに付けたUSB-Cプラグに、ピタっとくっつくシンプルな作り。
コントローラー収納部分は接点式で、付属の専用カバーを使用することによりコントローラーを置くと電池に直接充電できる仕組みとなっています。
充電ドック本体下部には、LEDインジケーターを装備し、色や点滅などで充電状況を確認できます。
付属品
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2を購入した際のセット内容は以下の通り。
- USB-C＆USB-Cケーブル（1.2ｍ）
- USB急速充電器
- 交換用電池カバー
- 磁気USB-Cプラグ
- 充電式乾電池 × 2
USB-C ＆ USB-Cケーブルの長さは1.2m。長さが足りないときなどはUSB-C to USB-Cのケーブルを使用すれば延長も可能です。
晴間はる
個人的に少しケーブルが短く感じたので、コンセントが遠い人は3.0mくらいのUSBケーブルを購入しておくといいかも。
充電式乾電池は、500回以上繰り返し充電ができます。
付属の交換用電池カバーは、これを取り付けないとコントローラーが充電できないので必ず交換をすること。
電池を取り付ける際は、電池の接地部分を手前に取り付けないといけない点だけ注意しましょう。
急速充電器は、プラグ部分が折りたたみ可能な縦長のデザイン。
電源タップにつなぐ際もジャマになりにくいコンパクトな作りです。
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2の仕様
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2の仕様は以下の通り。
| 幅 × 奥行 × 高さ | 約 380mm × 約 85mm × 約 70mm |
| カラー | ホワイトのみ |
| 重量 | 約 950g |
| USB-C入力 | 5.0V/9.0V DC |
| 磁気USB-Cプラグの最大出力 | 5.0V/3.0A,9.0V/2.0A |
| コントローラー充電の出力 | 1.5V/0.9A × 2 |
| 充電式乾電池容量 | 1.2V/1,800mAh × 2 |
| 価格 | 9,990円（税込） |
カラーはホワイトのみの展開。充電ドックとしてはすこし大きめなサイズ感といった印象です。
しかし、コントローラーも一緒に収納できるので、邪魔に感じることはありません。
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2の使い勝手をレビュー
ここからは、Anker Charging Dock for Oculus Quest 2を実際に使ってみた感想をレビューしていきます。
Oculus Quest 2をスマートに収納できる
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2を使ってみて、一番よかったと感じたのはOculus Quest 2を定位置に収納できるようになったこと。
これまでOculus Quest 2はケースに収納するようにしていたのですが、取り出す手間と、ケーブルに挿して充電するのも面倒に感じていました。
しかし、Anker Charging Dock for Oculus Quest 2を使うことで、キレイに収納できるし、使う時はサッと取り出せるのはとても便利に感じました。
晴間はる
見せる収納！置くだけでもちょっとしたインテリア感が出ます。
Quest 2 Eliteストラップを使っていても充電は可能
Quest 2を使っている人の中には、Eliteストラップを使用している人も少なくないはず。
私も購入前はEliteストラップが干渉しないか心配でしたが、実際に使ってみてもEliteストラップが干渉することはなかったのでとりあえず一安心でした。
ただ、Eliteストラップと一緒にストラップバッテリーを使っている人は、取り外しての充電が必要な点だけ注意しましょう。
PCでの使用メインだと不便な点も
不便な点としては、Oculus Quest 2をPCと有線接続する際に付属の磁気USBプラグを外さないといけないのが少しだけ不便。
よくPCと有線接続する人は、磁気USBプラグをその都度取り外さないといけないので、無くさないように注意が必要です。
晴間はる
落としてなくさないか、ちょっとだけ心配。
対応策として、USBケーブルを利用しないOculus Air Linkで、PCと接続するというのも手です。
コントローラーカバーには非対応
Oculus Quest 2のコントローラーに社外品のコントローラーカバーを使っている人はコントローラーの充電はできないので、その点も注意が必要です。
コントローラーの充電式乾電池は、無接点式ではなく接点式充電なのでカバーを付けていると充電ができません。
カバーを使っている人は、カバーを加工するか充電するときにカバーを外したりなど、ちょっとした工夫が必要になります。
カバーの厚さによっては加工しても充電できないこともあるので、コントローラーの充電に関してはカバー無しで使うのが前提になりそうです。
まとめ｜Oculus Quest 2をスマートに収納できる便利な充電器
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2のレビューは以上となります。
- 置くだけでOculus Quest 2を充電できる
- コントローラーも充電可能
- Oculus Quest 2をスマートに収納できる
- 付属のUSBケーブルが短め
- コントローラーカバーが付けれない
Anker Charging Dock for Oculus Quest 2は、Quest 2をよく利用する人ほど便利に使える充電ドックです。
置くだけで充電できる便利さと、コントローラーを充電式に変更できるのは、めんどくさがりな人にピッタリ。
コントローラーカバーを付けれない点や、Oculus Linkを使うのに手間がかかるなど、ちょっと不満点はあるもののサッと取り出して使えるメリットは大きいです。
インテリアにも馴染みやすいデザインは、Oculus Quest 2を出しっぱなしでもとてもスマートです。
晴間はる
約1万円と高めですが、料金分は十分使えたよ！
