初心者向け!おすすめの国内仮想通貨取引所

HTC VIVEのVRデバイスは何が違う?全4シリーズを徹底比較!

9 min

VRヘッドセットの定番のひとつとして数えられる、HTCのVIVEシリーズ

Meta Quest 2(旧Oculus Questオキュラスクエスト 2)と比べると値段は張りますが、パソコン向けのハイクオリティなVRコンテンツをプレイできたり、フルトラッキングなどの拡張性が高かったりと、VRユーザーのあいだでは人気を誇るデバイスです。

ただ、VIVEシリーズは「VIVE Pro」、「VIVE Cosmos」、「VIVE Focus」などシリーズがたくさんあり、初めてだとどれを選べばいいのかわかりません。

今回はそんなVIVEシリーズの製品を徹底比較していきます。各製品の特徴を説明しつつ、それぞれどのような人におすすめできるかをまとめました。

HTC VIVEとは

HTC VIVEは、2016年4月に発売されたVRヘッドセット。HTCとValve Corporationによる共同開発製品です。

VIVEの特徴は、ベースステーションと呼ばれるセンサーを部屋に設置することで、VR空間内を自由に歩き回れること。これによって、一般ユーザーの自宅でも没入感の高いVR体験ができるようになりました。

晴間はる

晴間はる

VIVEといえば、一時期はVRChatユーザーが好んで使っていた印象も強いかも?

また、2017年には関連製品として、モーショントラッキング機器・VIVEトラッカーを発売したのもポイント。このトラッカーを体や物に装着すると、その動きをVR上に反映できるのです。

通常、VRでトラッキングされるのは、ヘッドセットを被っている頭とコントローラーを持っている両手だけ。ですがVIVEトラッカーを腰と両足に装着すれば、下半身の動きも反映されるようになります。

現在は複数のメーカーからトラッカーが販売されていますが、当初は手軽に購入できるトラッキング機器といえばVIVEトラッカーくらいでした。ゆえに、全身を動かしたいVRChatユーザーのあいだでは、VIVE製品が人気を博していたというわけです。

VIVEのVR機器にはどのような選択肢がある?

2016年発売の初代VIVEは2019年10月に生産を終了しており、現在はVIVEの名前を冠する複数のヘッドセットが販売されています。

2022年現在、公式サイトで取り扱いのあるVIVE製品は4シリーズ

VIVEのVR機器を買うなら、この中から選ぶことになります。ここからは各シリーズの特徴を整理しつつ、個々の製品を比較してどのような選択肢があるのかをチェックしていきましょう。

VIVEシリーズの比較表

VIVEVIVE Pro 2VIVE Pro eyeVIVE CosmosVIVE Cosmos EliteVIVE Focus 3VIVE Focus PlusVIVE Flow
解像度
(片目)
2448 × 2448 1440 x 16001440 x 17001440 x 17002448 x 24481440 x 16001600 × 1600
視野角最大120°最大110°最大110°最大110°最大120°最大110°最大100°
リフレッシュ
レート
90/120hz90hz90hz90hz90hz75hz75hz
トラッキング
方式
SteamVR
Tracking 2.0
SteamVR
Tracking 2.0
インサイド
アウト
SteamVR
Tracking 2.0
インサイド
アウト
インサイド
アウト
インサイド
アウト
PC必要必要必要必要不要
(スタンドアロン)
不要
(スタンドアロン)
不要
(スタンドアロン)
価格178,990円179,168円79,800円109,000円130,900円98,725円59,990円

VIVE Proシリーズ

VIVEVIVE Pro 2VIVE Pro eye
解像度(片目)2448 × 2448 1440 x 1600
視野角最大120°最大110°
リフレッシュレート90/120hz90hz
トラッキング方式SteamVR Tracking 2.0SteamVR Tracking 2.0
PC必要必要
価格178,990円179,168円

VIVE Proシリーズは、一言で説明するなら、初代VIVEのハイエンドモデル。

2018年4月にVIVE Proが発売され、 2019年6月にVIVE Pro eye、2021年6月にVIVE Pro2を続けて発売しています。

VIVE Proシリーズの特徴は、何と言ってもそのスペックの高さ。4896×2448の液晶パネル(両目)を持つVIVE Pro 2は、一般ユーザー向けVRヘッドセットとしてはトップクラスの解像度を誇ります。

晴間はる

晴間はる

とにかくスペックを求めるならVIVE Pro 2だけど、VIVE Pro eyeにも注目!

一貫してハイエンドモデルとしてラインナップされているVIVE Proシリーズですが、一方で、2019年のVIVE Pro eyeの登場もエポックメイキング革新的な出来事でした。

もともと高性能だったVIVE Proに、それまでコンシューマーモデルとしては例がなかったアイトラッキングシステムが加わったことによって、VRヘッドセットの選択肢の幅が広がりました。

その名の通りアイトラッキングシステムを搭載したVIVE Pro eyeは、眼球の動きや焦点を追跡することができます。

当時はまだこの手の機能を持ったVR機器は少なかったため、「表現の幅が広がる!」とクリエイターのあいだで話題になりました。

晴間はる

晴間はる

アイトラッキング搭載のVRデバイスの登場は、それほど革新的だったんだよ!

VIVE Proシリーズ
  • VIVE Pro 2:最高のVR体験を求める人のためのハイエンドモデル
  • VIVE Pro eye:VIVEのヘッドセットとして初めてアイトラッキングシステムを実装

VIVE Cosmosシリーズ

VIVEVIVE CosmosVIVE Cosmos Elite
解像度(片目)1440 x 17001440 x 1700
視野角最大110°最大110°
リフレッシュレート90hz90hz
トラッキング方式インサイドアウトSteamVR Tracking 2.0
PC必要必要
価格79,800円109,000円

VIVE Cosmosは、初代VIVEの後継モデルとして発表されたシリーズ。

2019年10月にVIVE Cosmosが発売されたほか、2020年3月にはVIVE Cosmos Eliteというモデルも登場しています。

Eliteという名前の通り前年に発売されたVIVE Cosmosの上位モデルではあるのですが、実はスペック自体はまったく同じ。では何が違うのかといえば、トラッキングの仕組みです。

晴間はる

晴間はる

Cosmosは外部センサーが不要だけど、Cosmos Eliteは外部センサーを設置する仕組みになっているんだ!

VIVE Cosmosのトラッキングは、インサイドアウト方式

Quest 2と同じで、外部にセンサーを必要としないトラッキング方式です。パソコンと接続する必要はありますが、セットアップは簡単。設定に手間をかけずにVRの世界に飛びこまめます。

一方のVIVE Cosmos Eliteは、アウトサイドイン方式

従来のVIVEのVRヘッドセットと同様に、外部にセンサー(ベースステーション)を設置して利用します。最初にセットアップする手間はありますが、外部センサーによって高いトラッキング精度を実現しています。

VIVE Cosmosシリーズ
  • VIVE Cosmos:外部センサー不要で手軽にPC VRが楽しめる定番ヘッドセット
  • VIVE Cosmos Elite:外部センサーによってトラッキング制度を高めた定番モデル

VIVE Focusシリーズ

VIVEVIVE Focus 3VIVE Focus Plus
解像度(片目)2448 x 24481440 x 1600
視野角最大120°最大110°
リフレッシュレート90hz75hz
トラッキング方式インサイドアウトインサイドアウト
PC不要
(スタンドアロン)
不要
(スタンドアロン)
価格130,900円98,725円

VIVE Focusシリーズは、VIVE製品におけるスタンドアロン型モデル。

つまり、Quest 2と同じようにパソコンなしで使える、VRヘッドセット単体で動くモデルです。

初代VIVE Focusが登場したのは2018年。現在は2019年発売のVIVE Focus Plusと、2021年発売のVIVE Focus 3がラインナップされています。

晴間はる

晴間はる

VIVEの一体型ヘッドセットと聞くと、同じスタンドアロン型のQuest 2との違いが気になるよね!

VIVEFocus 3Focus PlusQuest 2
解像度
(片目)
2448 x 24481440 x 16001832×1920
視野角最大120°最大110°約110°
リフレッシュ
レート
90hz75hz72 Hz〜120Hz
トラッキング
方式
インサイドアウトインサイドアウトインサイドアウト
PC不要
(スタンドアロン)
不要
(スタンドアロン)
不要
(スタンドアロン)
価格130,900円98,725円57,700円
(128GB)

VIVE Focus 3をQuest 2と比べると、解像度やリフレッシュレートではFocus 3に軍配が上がります。スペック面では、全体的にVIVE Focus 3が優れているとって間違いないでしょう。

問題は価格です。というのも、VIVE Focus 3は130,900円。Quest 2の128GBモデルが57,700円ですので、実に2倍以上の価格となっています。

もちろん、スペックが高いVIVE Focus 3のほうが高価になるのは自然ですが、なかなかの価格差ですよね。

日本国内では一般ユーザーも購入できるFocusシリーズですが、もともとはビジネスを想定したモデルなのだとか。そう考えると、この価格にもある程度は納得できるのではないでしょうか。

VIVE Focusシリーズ
  • VIVE Focus Plus:VIVEのスタンドアロン型VRヘッドセット
  • VIVE Focus 3:PC不要でリッチなVR体験ができる一体型ヘッドセット
  • Quest 2との違い:Focus 3はPCと接続するVRデバイス並のハイスペック

VIVE Flowシリーズ

VIVEVIVE Flow
解像度(片目)1600 × 1600
視野角最大100°
リフレッシュレート75hz
トラッキング方式インサイドアウト
PC不要
(スタンドアロン)
価格59,990円

2021年12月に登場したばかりの最新モデル、VIVE Flow。こちらはこれまでに取り上げたヘッドセット型のVR機器とは違って、メガネ型のデザインが特徴的なVRグラスです。

ゴツいヘッドセットと比べると見るからにカジュアルなデザインですが、見た目通りの軽さと手軽さが特徴。重量もわずか189gという軽さで、もちろんパソコンとの接続も不要のスタンドアロン型のVRデバイスです。

晴間はる

晴間はる

お値段もVIVE製品としては最安の59,990円!

装着感も悪くなく、気軽にVR体験ができると好評なモデル。ただしその手軽さゆえに、VRヘッドセットでがっつりと楽しむようなVRゲームにはあまり対応していません。

VRChatにはログインできるようですが、基本的にはライトなゲームやフィットネスが主な用途になるようです。

VIVE Flow
  • 軽さと手軽さを重視したモデル
  • パソコンが不要なスタンドアロン型

周辺機器:VIVEトラッカー・VIVEフェイシャルトラッカー

これらのほかにもVIVEの周辺機器として、VIVEトラッカーとVIVEフェイシャルトラッカーがあります。

先ほども軽く取り上げたVIVEトラッカーは、装着した場所をトラッキングしてくれるセンサー。

腰と足に装着することで下半身の動きをVR上に反映できるほか、野球のバットやテニスラケットなどの物に取り付けるような使い方もできます。

晴間はる

晴間はる

アミューズメント施設などのVRゲームをよくよく見ると、このトラッカーが装着されていたりするよ!

VIVEフェイシャルトラッカーは、その名の通り顔に特化したトラッカー。顔の表情と口の動きをアバターに反映させることができます。

遅延もほぼないため、リアルタイムでアバターの口を動かすことが可能です。VRコミュニケーションにおいて感じやすい口の動きの違和感やラグを最小限に抑えて、コミュニケーションをよりリアルに近づけてくれます。

VIVEトラッカー
  • VIVEトラッカー:装着した場所をトラッキングしてくれるセンサー
  • VIVEフェイシャルトラッカー:顔の表情と口の動きを反映できるトラッカー

VIVE製品はそれぞれどんな人におすすめ?

以上が、2022年現在のVIVE製品のラインナップとなります。どれを選ぶかは用途にもよりますが、価格やスペックを考慮して悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

晴間はる

晴間はる

安価なQuest 2の存在がある今、VIVE製品はどうしても割高に感じられちゃうよね…。

では、本記事で紹介したVIVE製品は、それぞれどのような人におすすめなのでしょうか。ひとつずつ見ていきましょう。

カジュアルにVR体験をしてみたいライト層には「VIVE Flow」

まず、日常生活と紐付いたカジュアルなVR体験を求めているライト層におすすめなのが、VIVE Flow

VIVEのVR機器としては59,990円と安価で、VRヘッドセットのゴツさを見て躊躇ちゅうちょしていた人にも違和感のない、拒否感を感じにくいビジュアルとなっています。

メガネ型なので長時間の利用にも耐えますし、冷却システムも搭載しているため蒸れにくいのも魅力。とにかくカジュアルに使いたい人、気軽にVRを試してみたい人には、VIVE Flowがおすすめです。

パソコンでVRを楽しみたい人には「VIVE Cosmos」

定番モデルとしては、VIVE Cosmosシリーズ。

VRゲームをプレイしたり、VR SNSでコミュニケーションを楽しんだりといった利用方法を想定している人には、VIVE Cosmosがおすすめです。

また、特にVRChatが気になっている人、ゆくゆくはフルトラッキングで全身を動かしたい人は、VIVE Cosmos Eliteを選ぶといいでしょう。

外部センサー方式なので、VIVEトラッカーを購入して装着することができます。

PC不要で快適なVR体験を求める人には「VIVE Focus」

スタンドアロン型ヘッドセットという大きな特徴を持つVIVE Focusシリーズは、ゲーミングPCを持っていない人におすすめ。

VIVE Focus 3の130,900円という価格は一見すると高価ですが、ゲーミングPCが不要な分、実はVIVE Cosmosよりも安く購入できます。

PCを買い換えるほどの出費は躊躇ちゅうちょしてしまう人には、VIVE Focusシリーズがちょうど良い選択肢だといえるでしょう。

前述のようにQuest 2と比べた場合の価格差は気になってくるところですが、特筆するべきはVIVE Focus 3のスペックの高さ。PC向けVRヘッドセットのハイエンドモデルにも劣らないスペックを、PC不要で実現しています。

最高のVR体験を求める人には「VIVE Pro」

とにかく高品質なVR体験をしてみたい人には、やはり最上位モデルのVIVE Proシリーズがおすすめ。

値段は張りますが、一般ユーザーが自宅で実現可能なものとしては、最高レベルのVR環境が手に入ります。解像度などのスペック面で優れているのはもちろん、トラッカーを揃えればフルトラッキングも可能です。

すでにVRの世界に魅力を感じている人や、これから本格的に飛び込もうと考えているクリエイター、日常的にVR SNSで過ごしている人におすすめの、文句なしのハイエンドモデルです。

最後に|VIVE製品を選ぶ際のチェックポイント

以上、HTCが販売しているVIVEシリーズの製品について比較しつつまとめてきました。こうして並べてみると、それぞれに特徴があることがわかります。

ただ、なるべく簡潔に、それぞれの違いに焦点を当てるような形でまとめたつもりですが、製品の数も多く悩むところ。

読んでいるうちに「どれがどれだっけ?」と混ざっていてもおかしくないかと思いますので、最後に各シリーズの特徴を箇条書きでまとめてみます。

VIVE Proシリーズ
  • 最高のVR体験を求める人のためのハイエンドモデル
  • とにかくVRを楽しみ味わい尽くしたい人におすすめ
  • すでにVRにハマっている人でも、ワンランク上の体験ができる
  • ゆくゆくは表現や創作などの活動をVRでしてみたいクリエイターに
VIVE Cosmosシリーズ
  • パソコンでVRを楽しみたい人向けの定番モデル
  • 外部センサー不要のCosmosと、外部センサーが必要なCosmos Eliteがある
  • VIVEトラッカーを追加購入すればフルトラッキングも可能
  • VIVEでVRデビューしたい人は、これを選べばOK
VIVE Focusシリーズ
  • PC不要で快適なVR体験をしたい人向け
  • VIVEの一体型ヘッドセット
  • ゲーミングPCを買う分の出費なしでも、高品質なVR体験が可能
  • Quest 2と比べると割高だが、その分スペックも高い
VIVE Flow
  • カジュアルにVR体験をしてみたいライト層向け
  • わずか189gと軽く、長時間の使用にも耐える装着感
  • 冷却システムを搭載していて蒸れにくい
  • PC向けVRゲームには対応しておらず、フィットネスやミニゲームが主な用途

Quest 2の発売以降、「VRならQuest 2を買っておけばOK!」という話はよく聞きますし、それも事実です。エントリーモデルとしてQuest 2は誰にでもおすすめできますし、値段的にも勧めやすいのは間違いありません。

ですが一方で、VIVE製品もVRヘッドセットの選択肢として、まだまだおすすめできます。

メタバースが話題になったことで、VRChatをはじめとするVR SNSにも注目が集まりつつある現在。VR空間で仲間を作りたい人、表現をしようと考えている人には、本記事で紹介したVIVE製品も自信を持っておすすめできます。

「試しにちょっとVRをやってみたい」という気持ちの、その先の景色も見るつもりでVRに飛び込もうと考えているということでしたら、ぜひVIVE製品も検討してみてはいかがでしょうか!

最高の環境でVRを楽しみ尽くしたい方におすすめ

PCVRをやってみたい方におすすめ

スタンドアロン型でQuest2以上の環境を使いたい方におすすめ

カジュアルにVR体験をしてみたいライト層向け

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。