BybitとBinanceの比較をしているけど、どっちを使えばいいかわからない。お互いの強み弱みや、どっちを利用するべきか知りたい。
そんな方のために、本記事では
- Bybit(バイビット)とBinanceの比較表
- Bybit(バイビット)の強み5選
- Binance(バイナンス)の強み4選
- Bybit(バイビット)とBinance(バイナンス)の比較についてよくある質問
- Bybit(バイビット)とBinance(バイナンス)の比較はこれで決めればOK
上記について解説していきます。
BybitとBinanceはどちらを利用するべきか迷いますよね。しかし本記事を読み終わる頃には自分がどちらを利用するべきなのか判断ができ、口座開設をするべきか決められます。
一見するとBinanceの方が取扱通貨数も多いのでBinanceを利用するべきだと考えてしまいますが、Binanceには致命的なデメリットもあります。
晴間はる
自分に合う取引所を選ぶことは今後の投資活動に響くし、ぜひ判断材料に使ってみてね!
もくじ
BybitとBinanceの比較を表でまとめてみた
BybitとBinanceの比較を表にしてまとめました。
Bybit | Binance | |
---|---|---|
取扱通貨数 | 130種類以上 | 300種類以上 |
入金手数料 | 無料 | 無料 |
取引手数料 | メイカー:0.01% テイカー:0.06% | 一律0.1% |
出金手数料 | 通貨とブロックチェーンによって異なる | 通貨とブロックチェーンによって異なる |
送金手数料 | 無料 | 無料 |
日本語対応 | あり | あり |
スマホアプリ | あり | あり |
レバレッジ倍率 | 最大100倍 | 最大125倍(BTCのみ) |
最低取引量 | なし | 通貨によって異な ETH/BTC:0.001ETH |
セキュリティ | ハッキング経験なし | ハッキング経験あり |
BybitとBinanceで最も違う点は取扱通貨数で、Binanceは世界最多とだけあり圧倒的に多いです。
ただ、Binanceは取扱通貨数が多いが故に行うアクションが他の取引所よりも多いと予想できます
そうなると、アクションを重ねていく上で何かバグやミスが起こり、様々な問題につながりやすくなってしまうリスクもあるでしょう。
晴間はる
とはいえセキュリティに関しては、どの取引所にもリスクはつきもの!
BybitがBinanceと比較して優れている点
BybitがBinanceと比較して優れている点は下記の7つです。
- 全体的に手数料が安すぎる
- セキュリティがBinanceより高い
- いつでもロック解除できるステーキングがある
- キャンペーンを頻繁に開催している
- 本人確認なしでも取引できる
- 取引手数料をキャッシュバックできるサービスがある
- 資金調達料で得られる金利がBinanceより多い
1つずつ解説していきます。
全体的に手数料が安すぎる
Bybitは手数料が他の取引所と比べてもかなり安く、取引を指値注文(Maker)で行えば0.01%だけで済みます。
対してBinanceは一律で0.1%ですから、Binanceの方が10倍高いです。
大きな金額の取引をする際はBybitで取引した方がお得になるでしょう。
Bybitは手数料が安いメリットから、スキャルピング取引やレバレッジをかけた取引も盛んに行われている取引所でもあります。通貨を頻繁に行き来する人にとって優しい取引所です。
晴間はる
仮想通貨の入出金をよくする人にとって優しい取引所!
セキュリティがBinanceより高い
Bybitは1度もハッキングや問題を引き起こした経験がなく、セキュリティが高いといえるでしょう。
セキュリティは取引所を利用する上で必ず考慮しなければならない項目です。いくら取扱通貨数が多くても、手数料が安くても、セキュリティが低くては利用価値は低くなります。
Binanceは2019年にハッキングに遭っており、セキュリティに関してはBybitの方が安心できます。
いつでもロック解除できるステーキングサービスがある
Bybitはステーキングサービスを導入しているのですが、一般的なステーキングは1度預けると一定期間ロックされてしまいます。
しかしBybitのステーキングはいつでもロック解除でき、騰落時にすぐ売却できるのです。
ステーキングできる仮想通貨や、やり方は下記の記事で解説しているので、お役立てください。
キャンペーンを頻繁に開催している
Bybitはユーザーに対してキャンペーンを頻繁に開催しています。
初回入金をしたり紹介コードを入力したりするだけでドルがもらえるキャンペーンなどを行っており、2022年現在も開催しています。
キャンペーンで得たドルや仮想通貨は証拠金としてしか利用できませんが、シンプルに無料で投資資金が増えるのは嬉しいですよね。
キャンペーンは期日を過ぎると終了するため、口座開設をしていない方は早めに行うとよいでしょう。
本人確認なしでも取引できる
Bybitは「メールアドレス・パスワード」の設定を済ませて口座開設をすると取引を始められます。
Binanceを含めだいたいの取引所は本人確認必須ですから、面倒な本人確認なしで取引を始められるのは便利です。
ただ、本人確認を済ませないと1度に出金できる金額が少なくなってしまいます。
晴間はる
大きな金額を1度に出金したい人は本人確認を済ませておこう!
取引手数料をキャッシュバックできるサービスがある
実はBybitには取引手数料をキャッシュバックしてくれるサービスがあります。
CoinBackというサービスなのですが、取引手数料の30%をキャッシュバックしてくれ、Bybitで取引を行う方は登録しておくと30%分得をするサービスです。
まだ1月に登場したばかりの新サービスなので、知名度は高くありません。今のうちに登録しておいて、取引する仮想通貨をコツコツ増やしておきましょう。
詳しいサービス概要や登録方法は下記の記事で解説しています。
資金調達料で得られる金利がBinanceより高い
仮想通貨を稼ぐ方法の1つとして「デルタニュートラル」があります。
デルタニュートラルとは、仮想通貨の現物を保有し、それと同量のインバース無期限先物契約を保有して運用する方法です。
ステーキングと同じように低リスクかつ安定した利回り収入を得られるので、仮想通貨取引の中級者以上の方はbotを利用して多くの利益を稼いでいます。
Bybitは資金調達料で得られる金利がBinanceより多いです。
晴間はる
理由やデルタニュートラルの詳細は下記記事で解説しているから参考にしてみてね!
BinanceがBybitと比較して優れている点
BinanceがBybitと比較して優れている点は下記の4つです。
- 取扱通貨数が世界一多い
- 独自通貨のBNBが優秀
- 様々なトレード方法がある
- NFTも幅広く取り扱っている
1つずつ解説していきます。
取扱通貨数が世界一多い
Binanceの最も大きな強みはやはり取扱数が世界一多いこと。
2022年3月現在では300種類以上あり、アルトコイン投資をしたい方にはピッタリの取引所です。
しかし先ほども説明した通り、取扱通貨数が多くなるとミスが起こった時のリスクは大きくなり、過去に1度ハッキングされています。
今のところ1度きりですが、取扱通貨数が多い弊害もあることを覚えておきましょう。
独自通貨のBNBが優秀
Binanceは独自通貨のBNBを発行しており、優秀な機能を持ち合わせています。
具体的には下記の通りです。
- 四半期ごとにバーンして供給量が減る
- 取引手数料の支払いをBNBで支払うと割引を受けられる
- BSCの基軸通貨となっている
定期的にバーンをすると供給量が減り、BNBの価値は必然的に高くなります。その効果もあってか、BNBの時価総額は現在8兆円を超えています。
晴間はる
BNBも、BTCやETHのように、頻繁に取引されている仮想通貨だよ!
様々な取引方法がある
Binanceは取引方法は下記の7つです。
- 現物取引
- レバレッジ取引
- レバレッジトークン
- USD-M先物取引
- COIN-M先物取引
- OTC取引
- P2E取引
だいたいの人は現物取引やレバレッジ取引が主流だとは思いますが、専業の仮想通貨投資家の方にとってはありがたいメリットです。
NFTも幅広く扱っている
Binanceは「Binance NFT marketplace」というNFTマーケットプレイスを運用しており、イーサリムチェーンとバイナンススマートチェーンの両ネットワークに対応しています。
また、Binanceは音楽NFTプラットフォームにも投資をしており、幅広く対応している取引所です。
BybitもNFTゲームの銘柄を扱っていますが、Binanceより対応している銘柄や行っているプロジェクトは少ないでしょう。
今後、音楽NFTが流行るとBinanceが投資している音楽NFTプラットフォームに投資した分のリターンが返ってくるため、Binanceと音楽NFTの関係も注目です。
BybitとBinanceの比較についてよくある質問
Bybit(バイビット)とBinance(バイナンス)の比較についてよくある質問をまとめました。
Q
BybitとBinance、手数料が安いのはどっち?
A
BybitとBinanceでは、全体的に見てBybitの方が安いです。
Bybitはメイカーで取引をすれば取引手数料を0.01%で抑えられます。対してBinanceは取引手数料が一律0.1%であり、送金手数料もかかります。
手数料を徹底的に抑えたい方にBybitはピッタリな取引所ですね。
Q
Bybitは日本人禁止じゃないの?
A
Bybitは日本人でも利用できます。金融庁からは「無登録で仮想通貨交換業を行う者」として警告を受けているだけで、問題なく取引を始められます。
Bybitと日本人禁止の問題に関しては下記の記事で詳しく解説しているので、合わせてお読みください。
Q
BybitやBinanceの入金方法は?
A
BybitやBinanceの入金方法は仮想通貨入金がメインになります。
BybitとBinanceは日本円の入金ができず、国内取引所で購入した仮想通貨を送金して入金する手順を踏む必要があります。
ただ、Bybitはクレジットカード入金にも対応していて、対応ブランドは限られているものの手段の1つと考えてよいでしょう。
海外取引所に入金するために、国内取引所でも口座開設を済ませておきましょう。
Q
日本人が海外の仮想通貨取引所を利用禁止になる可能性はある?
A
日本人が海外の仮想通貨取引所を利用禁止になる可能性はゼロではありません。
しかし、現状では警告が出ているだけで、海外取引所が日本人ユーザーの利用を禁止しなければ問題なく利用できます。
最後に:BybitとBinanceはどっちを使えばいい?
Bybit(バイビット)とBinance(バイナンス)のどちらを使えばよいか悩んでいる人は「投資目的」で分けましょう。
なぜなら、BybitとBinanceではお互いの強みが異なり、投資目的によって利用するべきか変わるからです。
例えば手数料を抑えて取引をしたい人はBybit、アルトコイン投資を全面的に行いたい人はBinance、という感じで分けます。
ではどのような目的で分ければよいか解説します。
Bybitを使うべき人
Bybitを使うべき人は下記の要因を意識している人です。
- 手数料を抑えて取引をしたい
- 長期保有前提で投資をしたい
- 海外取引所未経験の初心者でも使いやすい取引所を使いたい
Bybitは手数料が安く、ハッキング経験なしのセキュリティの高さがあります。そのため、基本的な仮想通貨取引はやりやすいでしょう。
また、取引所の設計やスマホアプリの設計がBinanceよりもわかりやすく、海外取引所の経験のない初心者の方でも使いやすい取引所です。
Bybitで取引をすると、どの取引所よりも安全なセキュリティがあり、手数料無料で取引を行える未来を手にすることができるでしょう。
晴間はる
Bybitはメールアドレスとパスワードだけで口座開設できるよ!
Binanceを使うべき人
Binanceを使うべき人は下記の要因を意識している人です。
- アルトコインをメインで取引したい
- 仮想通貨取引に慣れている
- BNBを取引したい
Binanceは取扱通貨数が世界一多く、独自通貨も取引できるため様々なアルトコインを取引したい人向けになります。
ただ、Binanceは取引方法が豊富なので操作が難しく、仮想通貨の短期トレードなどに慣れていない方は難しく感じてしまうでしょう。
Binanceで取引をすると、他の取引所にはないアルトコインに投資ができ、短期で大きなリターンを出すことも可能になります。
NFTにも幅広く対応しているため、ブームに乗って利益を増やしたい方はBinanceの口座開設を済ませておくとよいです。
Binanceの口座開設は下記から行えるので、済ませておきましょう。