Coincheck(コインチェック)のスプレッドは広すぎるのか、他の取引所と比べてみたい。スプレッドを抑える方法やスプレッドが狭い取引所が知りたい。
そんな方のために、本記事では
- Coincheck(コインチェック)のスプレッドは広すぎるのか
- Coincheck(コインチェック)のスプレッドを確認する方法
- Coincheck(コインチェック)のスプレッドを抑える方法
- Coincheck(コインチェック)のスプレッドの広さについてよくある質問
上記について解説していきます。
この記事を読み終えれば、Coincheck(コインチェック)のスプレッドは広すぎるのか、抑えるにはどのような対策をすればよいのかを知ることができ、賢く仮想通貨を購入できます。
Coincheckはスプレッドを広げないための対策法を知っていれば、初心者の方でも扱いやすい取引所ですから、口座開設しておくとよいでしょう。
もくじ
コインチェックのスプレッドは広すぎる?【比較】
Coincheck(コインチェック)のスプレッドは広すぎるのか確かめるため、他の取引所と比較表を作りました。今回は取引数が多く、人気のビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を例に紹介します。
※スプレッドは常に変動するため、下記の数字はおおまかな数字になります。
ビットコイン(BTC)
販売所 | 取引所 | |
Coincheck | 約6% | 約0.05% |
bitFlyer | 約3% | 約0.15% |
DMM Bitcoin | 約0.5% | 無料 |
bitbank | 約2% | 約0.07% |
イーサリアム(ETH)
販売所 | |
Coincheck | 約6% |
bitFlyer | 約15% |
DMM Bitcoin | 約9.4% |
bitbank | 約5% |
コインチェックのスプレッドは販売所が約6%前後の時が多く、他の取引所と比べても少し高いといえるでしょう。
取引所で購入すれば0.05%で済みますが、イーサリアムは販売所でしか購入できないため、コインチェックでイーサリアムを購入するのは割高だとわかります。
よって、ビットコインを購入する際はコインチェックでも問題ありませんが、ビットコイン以外の仮想通貨を購入する際は他の取引所で購入した方がよいでしょう。
今回紹介した取引所だと、bitbankが総合的に見てスプレッドが狭いといえるので、スプレッドの狭い国内取引所を利用したい方はbitbankで口座開設しておくと安く取引できます。
コインチェックはなぜスプレッドが広いのに人気なのか
では、なぜコインチェックはスプレッドが広いのに国内で人気の仮想通貨取引所なのでしょうか?要因は2つあります。
- 初心者の方でも操作しやすい設計
- 国内トップクラスで取扱通貨量が多い
1つずつ解説していきます。
初心者の方でも操作しやすい設計
コインチェックの最大の特徴である取引所の使いやすさは、人気の秘訣になっています。
仮想通貨取引の経験がない方はどうしても難しく感じてしまいがちですが、コインチェックなら見やすいスマホアプリもあり、簡単に取引を始められます。
実際、コインチェックのスマホアプリは3年連続国内No.1のダウンロード数を誇り、定評があります。
国内トップクラスで取扱通貨数が多い
コインチェックは取扱通貨数が16種類と、国内取引所の中ではGMOコインの19種類の次に多いです。
ほとんどの仮想通貨はスプレッドが広い販売所でしか購入できませんが、コインチェックでしか購入できない通貨もあるため人気につながっているのでしょう。
今後他の取引所の取扱通貨数が増えていけば、スプレッドが広いコインチェックは他の取引所にユーザーが奪われてしまう恐れがあり、対抗するためにコインチェックでしか取り扱っていない通貨を増やす可能性もあります。
さらに種類が増えるとまた人気が出るため、スプレッドが広くても利用する人が増えるでしょう。
Coincheck(コインチェック)のスプレッドを抑える方法はある?
コインチェックでスプレッドを抑える方法は下記の2つです。
- 取引所で仮想通貨を購入する
- 海外取引所を利用する
1つずつ解説していきます。
取引所で仮想通貨を購入する
取引所で購入すると、スプレッドが約6%→約0.05%になるので、取引所で購入できる通貨は取引所で購入しましょう。
取引所で購入する手順は下記の記事で口座開設手順と合わせて解説しています。
海外取引所を利用する
海外取引所のBybitは基本的にスプレッドが狭く、ビットコインのスプレッドは0.01%ほどしかかかりません。
海外取引所は金融庁から認可を受けていないため利用は自己責任になり、Bybitと金融庁の詳しい関係性などは「Bybit(バイビット)は日本人でも使える?禁止じゃなく最強の取引所だった」でまとめています。
Bybitは130種類以上の銘柄を取り扱っていますから、主要な仮想通貨をスプレッドの狭い状態で購入できます。
より安く賢く購入したい方は利用してみるとよいでしょう。
Coincheck(コインチェック)のスプレッドについてよくある質問
コインチェックのスプレッドについてよくある質問をまとめました。
Q
Coincheck(コインチェック)の手数料は高すぎる?
A
コインチェックはスプレッド以外の手数料も少し高いと言えます。具体的には下記の通りです。
入金手数料 | 出金手数料 | 取引手数料 | 送金手数料 | |
Bybit | 無料 | マイナーへの手数料アリ | メイカー:0.01%テイカー:0.06% | 無料 |
Binance | 無料 | 通貨とブロックチェーンによって異なる | 一律0.1% | 無料 |
Coincheck | 銀行振込は無料(振込手数料アリ) | 日本円出金407円 | 無料 | BTC:0.005BTC |
bitbank | 無料 | 550円/3万円以上は770円 | メイカー:⁻0.02%テイカー:0.12% | BTC:0.006BTC |
bitFlyer | クリック入金(住信SBI)無料クリック入金(住信SBI)330円 | 3万円以下:三井住友220円、三井住友以外550円3万円以上:440円、770円 | BTC:0.01~0.15% | BTC:0.0004BTC |
国内取引所と比べるとそこまで差はありませんが、海外取引所と比べると割高です。
しかし、国内取引所の利用だけで十分な方は、コインチェックでも問題ないでしょう。
Q
Coincheck(コインチェック)のIOSTスプレッドはどれくらい?
A
コインチェックでIOSTを購入する場合は、その時にもよりますが基本的に10%前後かかると思っておくとよいでしょう。
IOSTは販売所でしか購入できないため、スプレッドが広いです。
基本的に国内取引所はアルトコイン取引に向いていませんから、海外取引所の利用をおすすめします。
Q
スプレッドを抑える場合にはどの取引所を利用すればよい?
A
スプレッドを抑える場合には、下記2つの取引所を利用するとよいでしょう。
- 国内取引所ならbitbank
- 海外取引所ならBybit
bitbankは国内でもスプレッドが狭く、スプレッドを気にする人にはおすすめの取引所です。
さらにスプレッドを抑えたい人は、海外取引所にはなりますがBybitを利用するとよいでしょう。
Q
スプレッドはどのような時に大きく変動するの?
A
スプレッドは常に変動しており、下記のような時に大きく変動します。
- 仮想通貨の価格が大きく変動した時
- 仮想通貨の流動性が低い時
まず、仮想通貨の価格が大きく変動した時は買う人と売る人の価格バランスが崩れてしまい、スプレッドが広がる可能性が高いです。
また、仮想通貨の流動性(取引量)が低いとスプレッドが広がる可能性が高いです。
ビットコインやイーサリアムのような人気で流動性が高い通貨なら問題ないですが、知名度の低いアルトコインはスプレッドが広がりやすいでしょう。
Coincheck(コインチェック)のスプレッドは広すぎるのか【まとめ】
コインチェックのスプレッドは、国内取引所の中だと販売所のスプレッドが6%と広すぎます。
そのため、取引所でビットコインを購入し、スプレッドが狭い取引所に送金したうえでアルトコインを取引する手順が最もスプレッドを抑えて取引できるかと思います。
ビットコインならスプレッドの狭い取引所で購入できますから、ビットコイン投資だけ行いたいという方はコインチェックでも問題ないといえるでしょう。