Bybit(バイビット)のスキャルピングが気になるんだけど、他の取引所と比べてどんなメリットがあるのだろうか…Bybit(バイビット)のスキャルピングにかかる手数料や利益を出すコツなどが知りたい。
そんな方のために、本記事では
- Bybit(バイビット)のスキャルピング基本情報
- Bybit(バイビット)でスキャルピングをするメリット
- Bybit(バイビット)でスキャルピングをする注意点
- Bybit(バイビット)のスキャルピングで利益を出すコツ
- Bybit(バイビット)のスキャルピングで手数料を安く抑える方法
上記について解説していきます。
この記事を読み終えれば、Bybit(バイビット)のスキャルピングを理解でき、利益を出す方法や手数料を抑える方法を知った状態で始められます。
Bybitは他の取引所と比べても手数料の安い取引所なので、利益を最大化するには向いています。
しかし、知っておかないと損することがいくつかあるため、最後まで見ていきましょう。
もくじ
スキャルピング手法とは?デイトレードとの違い
スキャルピングとデイトレードの違いは下記の通りです。
- スキャルピング:数秒から数分の間に売買を繰り返す方法
- デイトレード:数分~数時間の間に売買を繰り返す手法
基本的な違いは売買の時間です。スキャルピングの方が売買の時間が短いため、取引回数が多くなり、利益率は小さく、リスクも小さいです。
デイトレードはスキャルピングより売買の時間が長く、利益率とリスクも大きくなります。
スキャルピングは取引回数が多いため、取引にかかる手数料が多くなります。スキャルピングを行う際は手数料の安い取引所を選ぶことが必須です。
晴間はる
デイトレードはよく耳にするけれど、スキャルピングの方がより短期の売買!
また、スイングトレードといって数日〜数週間の間に行うトレードもあります。
Bybitのスキャルピングにかかる手数料一覧
Bybit(バイビット)のスキャルピングにかかるのは主に下記3つの手数料です。
- 取引手数料
- 入金手数料
- 資金調達率
1つずつ手数料の割合を解説していきます。
取引手数料・入金手数料
取引手数料 | Maker:0.01% Taker:0.06% |
入金手数料 | 無料 |
Bybitは入金手数料は無料で、取引手数料も比較的安いです。
Bybitは契約タイプが2つあり、取引手数料は変わりませんが最大レバレッジ倍率が変わります。
インバース無期限型契約
契約通貨 | 最大レバレッジ |
BTC/USD無期限契約 | 100倍 |
ETH/USD無期限契約 | 50倍 |
XRP/USD無期限契約 | 50倍 |
EOS/USD無期限契約 | 50倍 |
USDT無期限契約
契約通貨 | 最大レバレッジ |
BTC/USD無期限契約 | 100倍 |
資金調達率
Bybitは8時間に1度資金調達率が発生します。
資金調達率とは、最終取引価格を現物取引に近づけるためにロングポジション保有者とショートポジション保有者で交換される手数料のことです。
下記の時間に資金調達率が発生し、発生する時間にポジション保有していると手数料がかかります。
- 午前1時
- 午前9時
- 午後17時
資金調達率はポジションを保有していなければ手数料はかからないので、3つの時間を意識してポジションをできるだけ保有しないようにしましょう。
また、資金調達率はプラスかマイナスかによってどちらのポジションが手数料を払うのか、受け取るのかが決まります。
ロングポジ保有者 | ショートポジ保有者 | |
プラス | 支払う | 受け取る |
マイナス | 受け取る | 支払う |
資金調達率を確認する方法は後述しています。
資金調達率を利用して稼ぐ方法も解説しているので、あわせてお読みください。
晴間はる
年利30%も狙える!
Bybitでスキャルピングをするメリット
Bybit(バイビット)でスキャルピングをするメリットは下記の5つです。
- Bybitは取引手数料が他の取引所と比べて安い
- Bybitはサーバーがほぼ落ちない
- ハッキング経験がない
- スプレッドが狭い
- 取引板が厚い
1つずつ解説していきます。
Bybitは取引手数料が他の取引所と比べて安い
Bybit(バイビット)は他の取引所と比べ取引手数料が安いです。
取引手数料 | |
Bybit | Maker:0.01% Taker:0.06% |
Binance | 一律0.1% |
FTX | Maker:0.02% Taker:0.07% |
bitbank | Maker:⁻0.02% Taker:0.12% |
Bybitは以前までMakerの手数料が⁻0.025%と、手数料が還元されることでより安かったのですが、改定を受けて引き上げられてしまいました。
それでも高いわけではなく、Maker(指値)で取引すれば0.01%と、わずかな手数料で済みます。
また、詳しくは後述していますが、CoinBackというサービスに登録すると取引手数料の30%がキャッシュバックされるので、より安い手数料で済むメリットがあります。
Bybitはサーバーがほぼ落ちない
Bybit(バイビット)はサーバーに以下のような仕組みを取り入れており、サーバーダウンした経験がありません。
- ホットパッチ:サーバーを再起動せずにアップデートできるシステム
- グレーリリース:最初に一部のユーザーにリリースし、後に全体的にリリースする
スキャルピングはサーバーダウンしてしまうと取引の流れが止まってしまいますから、サーバーの強さはスキャルピングにおいて重要な指標です。
ハッキング経験がない
Bybitは過去に1度もハッキング経験がなく、安心してスキャルピングを行えます。
詳しいセキュリティ対策は「Bybit(バイビット)は安全?危ない?国内取引所より優秀な理由まとめ」で解説していますが、複数のハッキング対策を行い、盤石なセキュリティを保っています。
晴間はる
仮想通貨取引所はハッキングされる場合が多く、過去にCoincheckやBinanceが被害に遭っているんだよね…
いくら手数料が安くてもセキュリティが脆ければ元も子もないので、過去1度もハッキング経験がないBybitは安心してスキャルピングできるでしょう。
スプレッドが低い
スプレッドとは売値と買値の差を指すのですが、Bybitはスプレッドが狭く設定されています。
仮想通貨のスプレッドは基本的に買値の方が高く設定されていて、スプレッドが高いと損をします。
国内取引所は基本的にスプレッドが高いのですが、Bybitなら世界トップレベルでスプレッドが低く、より利益を残した状態でスプレッドを行えます。
晴間はる
ビットコイン(BTC)を例にした具体的な比較は下記の通り!
Bybit | 約52円 |
CryptoGT | 約1,100円~1,600円 |
GMOコイン | 約3,000円 |
FTX | 約100円 |
スプレッドもスキャルピングを行っていくうちに積み重なるとバカにできない金額になりますから、スプレッドの低いBybitは優秀です。
取引板が厚い【注文が通りやすい】
スキャルピングは売買を繰り返すため、取引してくれる人が多くなければ利益を出せません。
しかしBybitは2020年時点で登録ユーザーが100万人を超えており、2022年3月時点で過去24時間の取引高は$10,755,282,371という脅威的な数値を持つ人気取引所です。
売買をスムーズに行えるため、「スキャルピングで注文が通らない」と心配する必要がなくなるのは嬉しいメリットになるでしょう。
Bybitでスキャルピングを行う注意点
Bybit(バイビット)でスキャルピングを行う際の注意点は下記の2つです。
- 取引にかかる手数料を把握する
- 高速スキャルピングbotは使えない
1つずつ解説していきます。
取引にかかる手数料を把握する
スキャルピングは売買を繰り返すので、必然的に手数料がかさみます。
そのため、1回の取引にいくら手数料がかかるのかを把握しておくと資金管理ができて安全です。
Bybitでは取引手数料と資金調達率、スプレッドが手数料としてかかりますから、3点は抑えておきましょう。
取引手数料
取引手数料 | |
Bybit | Maker:0.01%Taker:0.06% |
Binance | 一律0.1% |
FTX | Maker:0.02%Taker:0.07% |
bitbank | Maker:⁻0.02%Taker:0.12% |
資金調達率
ロングポジ保有者 | ショートポジ保有者 | |
プラス | 支払う | 受け取る |
マイナス | 受け取る | 支払う |
スプレッド
Bybit | 約52円 |
CryptoGT | 約1,100円~1,600円 |
GMOコイン | 約3,000円 |
FTX | 約100円 |
高速スキャルピングbotは使えない
高速スキャルピングbotとは、botを用いた自動でスキャルピングを行ってくれるシステムです。
Bybitは高速スキャルピングbotの利用がNGなので、やめておきましょう。
Bybitのスキャルピングで利益を最大化するには【〇〇を抑える】
Bybit(バイビット)のスキャルピングで利益を最大化するには、下記2つを意識しましょう。
- 資金調達率を把握しながらスキャルピングをする
- できるだけMakerでスキャルピングする
やはり利益を最大化するには「手数料」を抑える必要があります。
資金調達率をうまく回避し、Makerで取引できそうな時を活用することで、支払う手数料を最小限に抑えられます。
Bybitの手数料改定を受けて取引手数料が高くなってしまったからこそ、Maker取引を少しでも増やしておくとよいでしょう。
Bybitでスキャルピングをするなら登録必須なサービス【取引手数料30%還元】
Bybit(バイビット)でスキャルピングを行う上で欠かせないサービスがあります。
「CoinBack」というサービスなのですが、Bybitの取引手数料を30%キャッシュバックしてくれるサービスを行っています。
登録してBybitアカウントと紐付けをするだけで手数料が30%返ってくるため、登録して損はないでしょう。Bybitと直接提携しているため、安全性も高いです。
特にスキャルピングは売買を繰り返しますから、売買した分だけ手数料が返ってきます。
登録方法や詳しいサービス内容は下記の記事で解説しているので、お役立てください。
Bybitのスキャルピングについてよくある質問
Bybit(バイビット)のスキャルピングについてよくある質問をまとめました。
Q
ビットコインのスキャルピングはBybitが1番適している?
A
ビットコインのスキャルピングはBybitが1番適しているでしょう。
なぜならBybitは手数料が安く、取引板も厚いため、ビットコインのような人気通貨はすぐに注文が通ります。
スキャルピングをこれから始める方は、ビットコインから始めることをおすすめします。
Q
Bybit(バイビット)はデイトレもできる?
A
Bybitではデイトレードも行えます。
デイトレードも仕組みはスキャルピングと同じで、数分〜数時間の売買を繰り返す手法です。
興味のある方はまずは少ない資金で初めて見ると良いでしょう。
Q
Bybit(バイビット)のスマホアプリでもスキャルピングできる?
A
Bybitのスマホアプリでもスキャルピングはできますが、おすすめしません。
なぜならスマホアプリはチャートで画面が埋まってしまい、「チャート画面→注文画面に移動」という作業を行わなければならないからです。
単純に1つ作業が増えますし、移動する分のラグも発生します。
より効率化を求めるために、PCから行うのがよいでしょう。
Q
Bybit(バイビット)のスキャルピングで手数料を抑える方法は?
A
Bybitのスキャルピングで手数料を抑える方法は、資金調達率を意識しながら行い、CoinBackにも登録しておくことです。
資金調達率は意識しておかないと無駄に手数料を支払わなければいけません。
また、CoinBackは登録するだけで取引手数料が30%キャッシュバックされるため、登録しておくべきです。
Q
Bybitの資金調達率を確認する方法は?
A
資金調達率を確認する方法は、まず資金調達率を確認したい通貨ペアを選択します。
すると、画面上部に資金調達率が表示されます。
Bybitのスキャルピングまとめ
Bybitは手数料が安く、取引板が厚いのでスキャルピングに適している取引所です。
また、サーバーが強いため混雑時でもスムーズに売買ができます。
手数料改定を受けてMakerでも手数料を支払わなければいけなくなってしまいましたが、それでもなお他の取引所と比べて安いでしょう。
Bybitは追証のない取引所としても有名ですから、これから仮想通貨スキャルピングを始めてみたい人にとっては始めやすい取引所です。