Bybitで現物取引をしてみたいけど、海外取引所を使った経験がなくてやり方がよくわからない。Bybit初心者でも安心して現物取引を行えるやり方が知りたい。
そんな方のために、本記事では
- Bybitの現物取引のやり方
- Bybitで現物取引した銘柄を売却する手順
- Bybitで現物取引をする際の注意点
- Bybitの現物取引についてよくある質問
上記について解説していきます。
本記事を読み終えれば、Bybitの現物取引のやり方を理解でき、海外取引所の経験がない型でも安心してBybitの取引を始められます。
晴間はる
Bybitで現物取引を行うには口座開設が必要なので、先に済ませておこう!
メールアドレス・パスワードの設定のみで現物取引を始められます。
もくじ
Bybit(バイビット)の現物取引とは
現物取引は仮想通貨取引の最も一般的な手法で、買い手と売り手の間で現物の仮想通貨取引を行う取引です。
1BTC500円でBTC/USDTのペアを取引したい場合、買う側と売る側では下記の違いがあります。
- 買う側:1BTCを買うために500円分のUSDTを用意する
- 売る側:1BTCを売ることで500円分のUSDTを得られる
さらに、注文方法が「指値(Maker)」と「成行(Taker)」の2つあり、それぞれの特徴は下記の通りです。
- 指値(Maker):売買価格を自分で決めて取引する
- 成行(Taker):売買価格を自分で決めずに取引する
例えば、「BTCを500円分購入したい」は指値注文で、「BTCを500円分売り注文出している人がいるから買おう」は成行注文です。
晴間はる
指値注文の方が成行注文より取引手数料が安くなるから、できるだけ指値注文で取引するのがおすすめ!
Bybitの現物取引のやり方【3ステップ】
Bybit(バイビット)の現物取引のやり方は下記の3ステップで始められます。
- Bybitで口座開設する
- Bybitに入金する
- Bybitで現物取引をする
1つずつ解説していきます。
Bybitで口座開設する
まずはBybit(バイビット)で口座開設をしましょう。Bybitの口座開設はメールアドレス・パスワードの設定のみで完了し、国内取引所のような本人確認をせずに現物取引を始められます。
口座開設方法は下記の記事で解説しています。
Bybitに入金する
口座開設が済んだら、Bybit(バイビット)に入金しましょう。Bybitの入金方法は下記2種類です。
- 仮想通貨入金
- クレジットカード入金
2つの特徴は下記の通りです。
仮想通貨入金の特徴
- 入金手数料が無料
- 入金反映が早い
- 手順が簡単
- 国内取引所で仮想通貨を購入する必要がある
クレジットカード入金の特徴
- 仮想通貨を購入せずに入金できる
- プロバイダに高い手数料を支払う
- 購入できる仮想通貨が限られている
- クレジットカード入金の対応ブランドが2つだけ
また、クレジットカード入金は「本人確認」をしないと利用できず、本人確認が完了するまでラグが生じます。
晴間はる
安く早く現物取引を始められる仮想通貨入金が断然おすすめ!
仮想通貨入金の手順は下記の記事で解説しています。
クレジットカード入金の方法は下記の記事で解説しています。
Bybitで現物取引をする
現物取引をするための仮想通貨が入金できたら、現物取引を始めましょう。本記事では「BTC」で「BIT」の現物取引を行う手順を解説します。
BITとは?という方は下記の記事で銘柄の特徴を解説しています。
まず、Bybitにログインしてトップページのトレードから現物取引を選び、上記画像のようにBIT/BTCをクリックしましょう。
他の銘柄を取引したい時は、トレード画面の検索窓で銘柄名を入力しましょう。
現物仮想通貨の取引画面に進んだら、取引に必要な情報を入力します。
- 買い/売り:買いをクリックする
- 注文方法:指値か成行か決める
- 注文価格:注文価格を指定する(いくら支払うか)
- 数量:購入したい数を入力する
入力後、購入ボタンをクリックすれば取引が成立します。
注文方法には「条件付き注文」もありますが、基本的には指値・成行でOKです。
Bybitで現物取引した銘柄の売り方【おまけ】
Bybit(バイビット)の現物取引で売却を行いたい場合は、買い/売りの設定で売りをクリックしましょう。
あとは買いと同じように、注文方法や注文価格などを入力すれば、保有している仮想通貨を売却できます。
仮想通貨を売却した際は、年間20万円以上の利益を獲得すると確定申告をする必要があります。
晴間はる
仮想通貨の税金は複雑だし、税務に不安のある方は税理士か税務署に相談してみよう!
売却して得た仮想通貨を他の取引所へ出金したい時は、下記の記事を参考にしてください。
Bybitで現物取引をする際の注意点
Bybit(バイビット)で現物取引をする注意点は下記の2つです。
- 二段階認証は必ず済ませておこう
- 価格はドル表記になっている
二段階認証は、仮想通貨取引を行う上で最も欠かせないセキュリティ対策です。
二段階認証をしていないとパスワードを盗まれた時にアカウントへ侵入できてしまい、あなたの資産は盗まれるでしょう。
晴間はる
仮想通貨取引に限らず、二段階認証は必須!
また、Bybitは仮想通貨の価格表示がドル表記になっています。
そのため、円換算でどれくらいの価格なのかを理解した上で取引しましょう。
ドルは円の約140倍で計算されます。
- 1ドル=140円前後
- 10ドル=1,400円前後
- 100ドル=14,000円前後
ドル円計算を間違えて想定外の仮想通貨取引をしないよう、注意しましょう。
晴間はる
もちろん為替相場で変わるよ!今は円安…。
Bybitの現物取引についてよくある質問
Bybit(バイビット)の現物取引についてよくある質問をまとめました。
Q
Bybit(バイビット)の現物取引で取り扱っている銘柄は?
A
Bybitは2022年4月時点で130種類以上の銘柄を取り扱っており、BTCやETH、XRP、USDTなど主要銘柄はもちろん、幅広いアルトコインやステーブルコインを取り扱っています。
また、Bybitは新規上場銘柄を上場前に購入、もらえる制度を導入しています。
仮想通貨銘柄は取引所に上場すると一時的に価格が高騰する傾向があるので、上場前に購入できたりもらえたりすれば価格高騰の恩恵を受けられます。
詳細は各記事でまとめているため、あわせてお読みください。
新規上場銘柄を上場前に購入できる
新規上場銘柄を無料で獲得
Q
Bybit(バイビット)の現物取引にかかる手数料は?
A
Bybitの現物取引の手数料は下記の通りです。
- 指値(Maker):0.01%
- 成行(Taker):0.06%
指値注文の方が手数料が安くなるため、できるだけ指値注文をしましょう。
Q
Bybit(バイビット)でUSDTに両替する時の方法は?
A
Bybitで取引をする際に欠かせないのがUSDTなのですが、ビットコインやイーサリアムでは購入できません。
USDTを購入するにはBybitの両替をする必要があるので、両替手順を解説します(両替手数料は0.1%かかります)。
両替するには、BybitトップページのデリバティブからUSDT無期限をクリックします。
画面右下の両替をクリックします。
- 両替前の通貨:BTC
- 両替後の通貨:USDT
- 数量:必要な分を入力
上記の項目を入力して両替をクリックすれば、USDTを保有できます。
ただ、この状態では現物アカウントではなくデリバティブアカウントにUSDTが入金されている状態なので、現物アカウントに振り替えましょう。
振替方法は下記の手順です。
- Bybitトップページの資産からデリバティブアカウントをクリック
- 振り替えるをクリック
- 振替元「デリバティブアカウント」振替先「現物アカウント」に設定
- コインを「USDT」に選択
- 振替したい数量を入力
- 確定をクリック
Q
現物とデリバティブの違いはなに?
A
現物とデリバティブの違いは下記の通りです。
- 現物:仮想通貨そのものを売買する
- デリバティブ:さまざまな取引方法が行える金融商品
デリバティブは先物取引やインバース無期限契約、コピートレードなど、仮想通貨そのものを売買するのではなく、取引方法別で定められているさまざまな方法で行えます。
トレーダーのトレード内容をコピーできるコピートレードについては下記記事でまとめています。
Bybit(バイビット)の現物取引のやり方まとめ
Bybitの現物取引のやり方は国内取引所と同じようにでき、低い手数料で取引できます。
手順をおさらいしておきましょう。
- Bybitで口座開設する
- Bybitに入金する
- Bybitで現物取引をする
Bybitは現物取引以外にも資産を増やす方法が多くあるので、どのようなことができるのか下記の記事で確認してみてください。