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DeFi関連の仮想通貨詐欺事例3選!詐欺を撲滅するには?

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DeFiディーファイ市場が盛り上がりを見せている今、DeFi関連の仮想通貨詐欺が増えていることをご存知でしょうか。

市場拡大に伴い、詐欺案件が増えてしまうのはよくある話です。しかし、DeFi関連の仮想通貨に関しては、詐欺の総額が数千億円にも登っており決して無視してはいけないことです。

そこでこの記事では、DeFi関連の仮想通貨詐欺事例を紹介していきます。

DeFi関連の仮想通貨詐欺は年々増えている

2021年、DeFi関連の仮想通貨詐欺の総額は105億ドル(約1兆円)。2020年時点でのDeFi関連の仮想通貨詐欺総額が15億ドルだったことを考えると、1年間で詐欺被害が拡大していることがわかります。

さらに、2022年は3月現在ですでに7倍にも詐欺総額が膨れ上がっており年々増加傾向にあります。

この拡大傾向を見ると、我々もDeFi関連の仮想通貨詐欺に巻き込まれてしまう可能性は0ではないことがわかるでしょう。

DeFi関連の仮想通貨詐欺事例3選

去年の段階で1兆円規模のDeFi関連の仮想通貨詐欺が起きています。

2022年にはそれの数十倍の詐欺被害が予想されていますが、過去に起きたDeFi関連の仮想通貨詐欺事例にはどんなものがあるのでしょうか。

事前に事例を知っておけば、同様の被害は避けられるはず。DeFi関連の仮想通貨詐欺事例を3つ紹介していきます。

「Harvest Finance」より25億円の仮想通貨が不正流出

まずは、「Harvest Finance」より25億円の仮想通貨が不正流出した事例です。

分散型金融(DeFi)のイールドファーミングプロトコル「Harvest Finance」の流動性プールから2400万ドル(25億円)相当の仮想通貨が不正流出したことがわかった。

引用:DeFiプロトコルHarvest Finance、2400万ドル相当が不正流出

「Harvest Finance」はDeFiのイールドファーミングプロトコルであり、流動性プールからなんと2,400万ドルが不正流出しました。

これはTwitterでも拡散されており、一時はDeFi界隈が騒然に。

こういった事例が過去にありました。

「Emerald Mine」に預けた資産が全て出金できなくなる

続いて、「Emerald Mine」に預けた資産が全て出金できなくなる事例です。

中国の監査法人SlowMistは、9日にユーザーの資産が「sji111111111」と名称が付けられたアカウントに移動したと報告。すでに仮想通貨の交換ができるプラットフォームに送金されてしまっているとして、ユーザーにこれ以上EMDに資産を預けないように警告した。

引用:DeFi関連で出口詐欺事例か 顧客の仮想通貨を持ち逃げした疑い

こちらは、流動性マイニングを可能とする「Emerald Mine (EMD) 」の関係者が顧客の仮想通貨を持ち逃げした事例です。

いわゆる「出口詐欺」が行われた代表的な事例ではありますが、いまだに「Emerald Mine (EMD) 」の関係者が誰なのかがわかっていません。

身近なところにも詐欺は存在する

色々DeFi関連の仮想通貨詐欺をみて見ると、巨額すぎて自分にはあまり関係のない話だと思うかもしれません。

しかし、意外と身近なところに仮想通貨詐欺というのは存在します。

snsで知り合った人から国際取引所defiというところを利用しての投資を進められています。試しに10万円入金し、一度、指導されるままに取引して4300円の利益がでました。引き出しについてもカスタマセンターにとい合わせて口座を伝えると全額引き出せました。次にもっと利益を出すために1万ドルの入金をすすめられています。資金を引き出すこともできたし怪しいと思いながらもやるか悩んでいます。知り合った人は暗号化通貨の分野で絶対的な自信があると言います。やはり怪しいでしょうか?サイトはhttps://www.defi2.aiです。信頼できる取引所なのでしょうか?ご指導願います。

引用:snsで知り合った人から国際取引所defiというところを利用しての投資を進められています。試しに10万円入金し、一度、指導されるままに取引して4300円の利益がでました。

いわゆるポンジスキームの典型的な手口です。今はSNSが発達していますので、こういった詐欺は山ほど起きています。

まだDeFiや仮想通貨に詳しくない人を狙い撃ちしてDMを送ってきますので、決して相手をしてはいけません。

DeFi関連の仮想通貨詐欺の対処法は?

まだ法整備が完璧ではないDeFi。そんなDeFi関連の仮想通貨詐欺の魔の手が、いつ自分に降りかかってくるかわかりません。

ましてや、これから「DeFi関連の仮想通貨へ投資をしたい!」と考えている人はDeFi関連の仮想通貨詐欺の格好の的になり得るのです。

では、DeFi関連の仮想通貨詐欺の対処法を身につけておきましょう。

取引監視の徹底

まずは、取引監視の徹底です。

暗号資産(仮想通貨)データ分析企業EllipticはDeFiが提供しているサービス全てにマネーロンダリングが使用されていることがあると指摘をしています。

それを危惧して、全てのDeFiサービスに詐欺の可能性があるとして取引監視を徹底するように声を上げています。

我々ができることではありませんが、今後DeFi関連の仮想通貨詐欺が起きないようにするためには取引監視は必須でしょう。

開発アクティビティの確認

続いては、開発アクティビティの確認です。

DeFiはオープンソースにてコードを公開しており、誰でもどういった仕組みになっているのかを把握することができます。

少しのプログラミング知識が必要ではありますが、そのコードを見ればDeFiプロジェクトに悪意があるのかどうかを見分けることができるのです。

Twitterでもそういった情報が拡散されていますので、プログラミング知識がない人でも念のため見ておくことをおすすめします。

創設者名の確認

続いては、創設者名の確認です。

仮想通貨やDeFiの世界は匿名性が担保されており、名前を開示することは多くありません。しかし、仮想通貨詐欺を行っているユーザーは全て匿名。

プロジェクトのリーダーや創設者が誰なのかがわからないうちは、投資すべきではありません。

DeFi関連の仮想通貨詐欺事例まとめ

以上、DeFi関連の仮想通貨詐欺について紹介していきました。

詐欺は年々増加しており、2022年以降も数十倍というスピードで増加していくことが予想されています。

もちろん、対策をしていても詐欺被害に遭ってしまうこともあるでしょう。

なるべく、事前調査をして詐欺案件に引っ掛かることのないように細心の注意を払ってくださいね!

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