VRゲームを始めようと思ったけど、いざ始めてみたら急に気分が悪くなった経験はありませんか?
ゲームだけでなく、VRChatなどVRアプリを使っていると3D酔いになりがち。せっかく楽しいゲームも、酔ってしまうとゲームどころではありません。
晴間はる
実は私も3D酔いしやすい体質で、VRを始めたばかりのときは3D酔いが酷くて、最初はとてもツラい思いを…
Quest 2の登場で、おもしろそうなゲームもたくさん登場しており、やりたい気持ちはあるのに酔うのが怖くてプレイできていない人も少なくないはず。
そこで今回はそんなあなたのために、酔いやすい人でもVRで酔わないようにするための6つ対策を紹介。
しかも今回紹介する方法は、なるべくすぐに始められて、私が実際にやってみて効果の高かったものだけを掲載しています。
晴間はる
VRゲームはやりたいけど、どうしてもVR酔いしてしまうという人は、酔い改善の手がかりとして、ぜひ参考にしてみてね!
もくじ
VRゲームで酔わない6つの方法
今回紹介するVRゲームで酔わなくする方法は全部で5つ。
実際にやってみて効果の高かった順に紹介をしているので、すぐにVR酔いしてしまう人は順番に試してみることをおすすめします。
- 手っ取り早いのは酔い止めを飲むこと
- 動きの激しいゲームは避ける
- 疲れているときはプレイしない
- チューイングガムを噛む
- VRの動作環境を見直す
- VR本体やアクセサリーを見直す
晴間はる
いきなり一番効果のある解決方法から、紹介していくよ!
VR酔いしない方法1.VRをプレイする前に酔い止めを飲む
VR酔いを手っ取り早く解消したい人は、乗り物酔い用の酔い止めの服用がおすすめです。
VRゲームをプレイする30分前くらいから酔い止めを服用しておけば、3D酔いしやすい人でも酔いがかなり軽減されます。
私自身ゲームで酔いやすい体質なので、酔い止めのありとなしでは、その日のVRゲームの快適具合が全く違います。
晴間はる
ぶっちゃけ酔い止めを飲まないと、私は30分もすれば余裕でVR酔いを起こしちゃう…
VRChatなどで動きの激しいワールドや、酔いやすいワールドも徐々に増えてきているので、私はプレイする前に必ず酔い止めを服用するようにしています。
晴間はる
とりあえずVR酔いを今すぐにでもどうにかしたい人は、まずは酔い止めの購入をおすすめするよ
ちなみに酔い止めで、個人的に使ってるのは「アネロンニスキャップ」と「トラベルミン」の2種類です。
「アネロンニスキャップ」は、眠くなる成分が含まれておらず酔い止めの持続性も高いので、いちばん使い勝手のいい酔い止め薬です。
ただ、1日に1回の服用しか出来ないのが難点。1日に何度もVRゲームをプレイするような場合、効果が薄れても再度服用することが出来ませんのでその点だけ注意が必要です。
「トラベルミン」の方は、1日に3回まで服用が可能となっています。そのため、複数回に分けてVRゲームをプレイするような場合には役立つ酔い止めです。
ただし、アネロンニスキャップとは違い、トラベルミンの方には眠くなる成分が含まれています。
1時間程度は全く問題ありませんが、数時間すると眠気が襲うこともあるので、長時間VRゲームをプレイする際には不向き。
「トラベルミン」は短時間VRゲームをプレイするときや、夜にVRゲームをプレイするときなどに便利な酔い止めです。
- アネロンニスキャップ:1日1回だが持続性が高く、長時間プレイ向け
- トラベルミン:1日3回可だが眠くなる成分あり、短時間プレイ向け
VR酔いしない方法2.激しい動きのゲームを避ける
VRに慣れないうちは、なるべく動作の激しいゲームは避けるようにした方が、最初のうちはツライ思いをしなくて済みます。
VRを始めたばかりのときはあまり目や脳がVRに慣れていないため、いきなり動きの激しいゲームをプレイすると、高確率でVR酔いを起こします。
晴間はる
私自身もVRゲームを始めた当初は、ものの数分でVR酔いを起こし、ゲームを楽しめず雑談だけで終わった思い出が…
VR酔いやすいゲームの例としては、以下のものが比較的酔いやすいゲームになります。
FPS系のゲームや、普段現実でしないような動きや無重力系のゲームは、比較的酔いやすいものが多いです。
その中でも特に無重力系のゲームが特に酔いやすく、方向感覚を見失いやすいゲームに関しては特に注意が必要。
VRChatに関しては、ワールドによって酔いやすさが異なりますが、個人的には酔いやすいワールドの方が多いと感じています。
晴間はる
無重力空間を体験するようなゲームは、VRに慣れている人でも、酔いやすい。
どうしても動きの激しいVRゲームをプレイしたい場合は、慣れるまで酔い止めを服用しつつ、動きの少ないゲームから徐々に慣れていくことで、VRに対して耐性をつけていくのもおすすめ。
VRに慣れるまでにプレイできそうな、酔いにくいゲームを例にあげるとこんな感じになります。
映像自体の変化が少ないフィットネス系のゲームや、VRゲーム内での立ち位置があまり変化しない座って行うVRゲームは、比較的酔いにくいゲームが多いです。
中でもBeat Saberは、フィットネス系アプリの中でも遊びやすく、人気のあるゲームなのでVRに慣れるにはピッタリ。
他にも座ってプレイできるALTDEUSなども酔いにくくて、ボリュームもある楽しめるゲームとなっています。
晴間はる
VRは慣れることが、酔いにくくなる近道!
VR酔いしない方法3.疲れているときはプレイしない
次に大事なのは、体調が悪いときはVRゲームをとにかくプレイしないこと。
体調不良のとき車に乗ると乗り物酔いをしやすいように、VRでも露骨に酔いやすくなります。
寝不足のときや、体調不良、疲れているときは無理をせず、体力が万全なときにガッツリVRゲームを楽しむようにしましょう。
晴間はる
VRをプレイする際は極力体調が悪いときは避けて、余裕のあるプレイを。
VR酔いしない方法4. チューイングガムを噛む
一番手軽に実践できる方法としては、チューイングガムを噛みながらプレイすること!酔い止めを服用する方が効果が高い人もいると思いますが、一番コスパが良い方法ですので試してみる価値ありです。
なぜ、ガムを噛むだけでVR酔いが緩和するのかと言うと、噛むという動作で脳の気をそらすことができるから。こちらは、実際に検証されており39%の酔い軽減につながるとの研究結果が出ています。
晴間はる
薬が体にあわないなどで、飲めなかった人もこの方法ならバッチリ!
VR酔いしない方法5.VRの動作環境を整える
VRのプレイ環境を整えることでVR酔いを軽減することも可能です。
とはいっても、何を整えればいいか分からない方もいるかと思いますので、私が実際にやってみて特に効果のあったものはVRゴーグルのリフレッシュレートを上げるという方法。
リフレッシュレートが高ければ高いほど、画面の動きが滑らかになるので、目や脳への負担も減りVR酔いもしにくくなります。
VRゴーグルによってリフレッシュレートの設定箇所は違いますが、Oculus(Meta) Quest 2を例にかんたんに説明します。
Oculus Quest 2の場合は、設定>テスト機能にあるリフレッシュレートを120Hzに変更するだけ。
それだけで対応するゲームはQuest 2単体でも120Hzでの描写が可能になります。(デフォルトは90Hz)
晴間はる
リフレッシュレートの変更を行うだけでも、映像の残像が少なくなり、快適さがかなり変わるよ!
他にもIPD調整をしっかり行うことも酔いの軽減に繋がります。
IPD調整がうまくいっていないと、視界がぼやけてしまい酔いの原因となる場合があります。
視界の悪さは、酔いの原因のひとつでもあるので、出来る限り酔いの原因は減らしていきましょう。
端末によって調整方法は異なりますが、Oculus Quest 2の場合は、レンズの中心の距離を調節することで調整ができます。
VR酔いしない方法6. VR本体やアクセサリーを見直す
次に出来る改善方法としては、VRゴーグルや使用しているPCの性能を上げるといった方法があります。
その分費用は掛かりますが、徹底的にVR酔いの原因を排除したいという人は、やってみる価値はあるかと思います。
2022年現在、VRをゴーグル単体でプレイできる端末はQuest 2くらいしか販売されていませんが、PCを使用してプレイするVRゴーグルはいくつか販売されています。
基本的に高ければ高いほど、VRでの描写性能は高くなりますが、その分費用も高額になります。
ただ、VR酔いを無くす目的だけで考えると、費用対効果としては薄いので、よほど金銭的に余裕がないと出来ない方法ともいえます。
他に出来る対策として視力が悪い人には、別売りの矯正レンズの購入もおすすめです。
矯正レンズの場合、メガネよりも臨場感があり、コンタクトのように取り外す手間もないので、目が悪い人には重宝します。
もちろん視界が良くなることで、VR酔いもしにくくなるのでまさに一石二鳥のアイテムです。
晴間はる
VRゴーグル用の矯正レンズは、普段使っているメガネやコンタクトの度数さえ分かれば、Amazonや楽天などで購入できるよ!
まとめ|VR酔い防止はは急がずちょっと慣れていくのが大事
VRで酔わないようにする方法の解説はこれで以上となります。
晴間はる
今回の内容をざっくりまとめるとこんな感じ。
- 手っ取り早いのは酔い止めを飲むこと
- 最初は動きの激しいゲームを避ける
- 疲れた時は休む
- チューイングガムを噛む
- それでもダメならVR環境を見直す
- 最終的に本体性能やアクセサリーを見直す
VR酔いを防ぐもっともかんたんな方法は、VRゲームを始める前に酔い止めを飲むことで大きく改善します。
3D酔いなどを起こしやすい人は、最初のうちは動きの激しいゲームを避けて徐々にゲームに慣れるようにすれば、そのうち激しい動きのゲームでも酔いにくくなっていきます。
また金銭的負担は大きくなりますが、VRをプレイしてる環境を見直すこともVR酔いの軽減につながります。
ちょっとでもVR酔いを軽減したいという人は、VRゴーグルにどのような機種があるかを調べてみるのもいいかもしれません。
当ブログでは、VRゴーグルの選び方などを紹介している記事もあるので、こちらの記事なども合わせて参考にして頂けると幸いです。