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DeFiとは?わかりやすく特徴やメリット・デメリットを解説!

6 min

最近、ネット上を騒がせている「DeFiディーファイ」。仮想通貨を調べていると、結構目にする機会が多いかと思います。

ただ「DeFiって何?」と疑問になったまま、放置している方も多いのではないでしょうか。

確かに理解するには時間がかかる「DeFi」ですが、しっかりとわかりやすく説明をしていきます。

DeFi(分散型金融)とは?

それでは、DeFiとは何か?解説していきます。DeFiの主な特徴として、

  • 中央集権システムがない
  • 透明性がある
  • 検閲耐性がある
  • 24時間365日いつでも利用が可能

が挙げられます。

晴間はる

晴間はる

順番に解説していくね

DeFiには中央集権システムがない

まず、DeFiディーファイ「Decentralized Finance」という言葉の略称です。「Decentralized Finance」を和訳すると「分散型ファイナンス」となります。

わかりやすくいうと、一般的にDeFiは「分散型金融」といわれており、ブロックチェーン上で構築できる金融サービスのことを指しているわけです。

ブロックチェーンとは「参加者の中に不正を働く者や正常に動作しない者がいたとしても正しい取引ができ、改ざんが非常に困難で、停止しない、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組み」である。

引用:【保存版】超わかりやすいブロックチェーンの基礎知識

このDeFiの凄いところは、中央集権システムがないところです。

普通の金融機関は、金融資産を管理しているため中央集権システムを採用していますが、DeFiはそれがありません。

透明性がある

金融機関は「中央集権システム」を採用しているため、我々顧客が金融機関の裏側をのぞき込むことはできません。

しかし、DeFiは「中央集権システム」がないので、裏側を見ることができます。

わかりやすくいうと、トランザクションが公開されているので、そこからDeFiの裏側をのぞき込むことができるのです。

トランザクションとは、商取引、売買、執行、取扱、議事録などの意味を持つ英単語。ITの分野では、取引記録などの意味の他に、ソフトウェアの処理方式の一つで、互いに関連・依存する複数の処理をまとめ、一体不可分の処理単位として扱うことを指す場合が多い。

引用:トランザクション 【transaction】

ちなみに、DeFiではトランザクション以外に「スマートコントラクト」のコードを公開しています。

そのため、コードを読み解くことができる方は「なるほど、今のDeFiはこうなっているんだ」と理解することが可能です。

「スマートコントラクト」とは、ブロックチェーンシステム上の概念であり、あらかじめ設定されたルールに従って、ブロックチェーン上のトランザクション(取引)、もしくはブロックチェーン外から取り込まれた情報をトリガーにして実行されるプログラムを指す。

引用:スマートコントラクトとは何か? その仕組みや事例、実装への課題を解説

検閲耐性がある

先ほどの「透明性がある」に似ているのですが、DeFiは中身を全てネット上に公開しています

つまり、金融機関のように不透明なものは1つもなく全て我々の目で確認することができるのです。

例えば、

  • 銀行口座を保有できなかった貧困層
  • 政府の命令により公開されなかった国民

などが今までたくさんいましたが、DeFiではそのようなことはありません。

ただ、DeFiでは透明性を採用しているため誰でも利用できてしまいます。悪用される恐れもあるため、身分証明の方法を考えなければなりません。

24時間365日いつでも利用が可能

例えば、大手都市銀行だと、ATMの利用時間は8時〜20時、年末年始はお休みというところがほとんどです。

一方で、DeFiでは24時間365日サービスを利用することができます。

ブロックチェーンは24時間365日、いつでも稼働しているためDeFiはいつでも利用することができるのです。

DeFiを使うメリットは?

さて、ここまでで何となくDeFiディーファイについて理解できましたか?ここからは、DeFiのメリットについてご紹介します。

DeFiのメリット
  • 手数料が安い
  • 居住地に左右されない
  • 金融機関の仲介が不要

手数料が安い

金融機関では中央集権システムが採用されている分、余計な費用がかかってしまっていました

しかし、DeFiではその中央集権システムがないので、手数料が金融機関と比べて安くなる傾向にあります。

一概に安くなる!と言い切ることはできませんが、99%安くなるでしょう。

ちなみに、DeFiで資金を投資する際に高い金利を受け取れる可能性もあります。

居住地に左右されない

我々の居住地は「日本」になりますが、海外で生活をしている人でもDeFiを利用することはできます。

税務上の居住者として、所得税・法人税に相当する税をお客さまが納めるべき国を指します。
2017年1月以降、金融機関で新たに口座開設、特定取引を行う場合には居住地国のお届け出が必要となります。
制度の詳細は、国税庁のサイトをご覧ください。

引用:居住地国とは

今まで金融機関を利用できるのは、その金融機関が本社を置く国限定でした。

しかし、DeFiは居住地に左右されないため海外の方でも利用することができます(もちろん、日本でも)。

金融機関の仲介が不要

何度か登場していますが、DeFiには中央集権システムがありません。

銀行などの金融機関では取引情報などを中央にある巨大なコンピューターで集中管理しています。これを「中央集権型システム」といいます。一方、ブロックチェーンは利用者がそれぞれのデータを共有して管理する「分散型台帳技術」です。

引用:ブロックチェーン

つまり、DeFiでは金融機関の仲介が必要ありません。当事者間でやり取りをするため、仲介がない分手数料が安くなるのです。

DeFiのデメリットは?

一見すると「DeFiってめちゃめちゃ便利だね!」と思われるかもしれません。

しかし、まだ登場して日が浅いDeFiにはいくつかデメリットが存在します。メリットだけしかないものはこの世の中には存在しません。

ここでは、DeFiのデメリットについても触れておきましょう。

全て自己責任

DeFiには中央集権システムがない分、すべてのトラブルは自分で解決する必要があります(頼れるプロがいません)。

一般的な金融機関は運営者が明記されているため、そこへ相談することで解決することが可能です。

しかし、DeFiでは運営者がいないため自己責任になってしまいます。もしDeFiを介して、損失を生み出したとしても、誰の責任でもなく自分になるわけです。

バブルが崩壊するかもしれない

まずはこちらのグラフをご覧ください。

こちらはDeFiの市場規模を表したグラフになりますが、2021年8月あたりから一気に市場規模が拡大しているのがわかります。

この市場規模拡大について、色々なツイートが飛び交っています。

また、市場規模の拡大についてこちらを見てください。

DeFiのTVLが初めて10億ドルを超えたのは2020年2月、2020年9月には100億ドルに達した。そして今月はじめ、コンパウンド(Compound)は単独でTVL100億ドルを突破した。

引用:1000億ドル市場のDeFi(分散型金融)──GWに学ぶ暗号資産の新領域

素晴らしい勢いで伸びているDeFiですが、今までの歴史上バブル状態が一生続くことはありません。
どこかのタイミングで「DeFiバブル」は崩壊します。

この「DeFiバブル」が崩壊した時、どのようなことが起きるのかはだれも予想できません。ただ、圧倒的な損失を被る可能性があることだけは確実です。

DeFiを使って稼ぐには?

さて、DeFiバブルなんていわれている2022年現在。

皆さんの中には「DeFiで稼ぎたい!」と思われている方もいるのではないでしょうか。

ここからは、DeFiを使って稼ぐ方法をご紹介します。

DeFi銘柄へ投資する

DeFiの基盤となっているブロックチェーンは「イーサリアム」です。

イーサリアムEthereum)とは、分散型アプリケーション(DApps)やスマート・コントラクトを構築するためのブロックチェーン・プラットフォームの名称、及び関連するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトの総称であり、イーサリアム・プロジェクト[1]によって開発が進められている。

引用:イーサリアム

この「イーサリアム」は仮想通貨の中でも、ダントツの伸び率を誇っています。

今仮想通貨に投資するなら、イーサリアム!と口をそろえて投資家が叫んでいるくらいです。

また、以下の表のような仮想通貨へ投資をして稼ぐことができます。

通貨名変動率(2020.10〜2021.2)
Uniswap+1200%
COMP+700%
CAKE+6300%
Balancer+500%

これらはすべてDeFiに関連した銘柄です。まずは、DeFiに投資できる取引所を開設し、暗号資産を購入してきましょう。

DeFi関連のサービスへ資金をプールする

先ほどの仮想通貨への投資方法は、勉強をしつつ常にチャートを見続けなければなりません。

しかし、もっと簡単な方法があります。それはDeFiへ資金をプールしておくことで金利収入を得る方法です。

例えば、「PancakeSwap」というサービスがあります。

こちらはDeFiへ資金をプールしておくことで「CAKE」と呼ばれるトークンを、手数料として受け取ることができるサービス。

微々たる額ではありますが、DeFiを使って稼ぐことができます。

DeFiが与えるサービスへの影響は?

2020年ごろから世間を騒がせている「DeFi」。

今だ日本での普及は程遠いとされてはいますが、DeFiの登場により影響を受けているサービスがいくつかあります。

その代表例を2つ紹介します。

Compound

Compoundとは、2018年に登場した仮想通貨のレンディングサービスです。

株や債券などの保有有価証券を証券会社等に貸し付け、品貸料を徴収することを言う。同取引を利用する場合には、貸付先の信用リスク管理や保全方法などに留意する必要がある。

引用:レンディング

このCompoundを利用すると、仮想通貨を貸し出し流動性を価値提供することで金利手数料を得ることができます。
ガバナンストークンを獲得することも可能ですので、是非チェックしてみましょう。

Maker

Makerとは、銀行口座の開設ができなかった人のために「DAI」というコインを発行するサービスです。

「DAI」は米ドルと連動しており、売買をすることができます。要するに、株や仮想通貨のように常に価格が変動しているため、売買益を得ることが可能になるです。

DeFiの特徴まとめ

  • 中央集権システムがない分散型金融システム
  • 従来の銀行システムとは全く逆のもの
  • 仲介がないので手数料が安い
  • ただ、全て自己責任というデメリットもあり

以上、DeFiディーファイの特徴やメリット・デメリットについてまとめました。

この記事で、「DeFiとは何だろうか」という悩みを持っている方の解決になれば幸いです!

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